インポートメンズセレクトショップ

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こんにちは。 gujiの�煌Kです。
本日は、弊社ジェンダーレス仕入れのブランドを。
INSCRIRE(アンスクリア)です。

元々はレディースのみで展開を行って参りましたブランドですが、数シーズン前からメンズでもサイズ違いで展開を行っております。
ジェンダーレスという言葉自体が、もはや古いのかもしれません。
様々なコレクションを見て回っていますと、既にメンズレディースなどの区分けは無く、1フロアで全てを表現しているブランドも珍しくは見えなくなりました。

実際、Maison MargielaやMARNIなどは後発のレディースのファッションウイークが終わってから纏めてランウェイショーを開催していますし、メンズのアイテムにスカートもあるブランドもあったり。。



弊社では、同じ物でサイズ違いをメンズフロアとレディースフロアそれぞれで展開をしております。

このブランドの良さは「レディースでありながらメンズ」なところではないでしょうか。
コレクションを見ていると、馴染み深い素材や古着屋で良く見るアイテムなど、一見メンズのように見えます。
その要素を様々な角度から商品に取り入れていることが大きな特徴なのですが、
例えば、メンズイメージの強い大き目なジャケットやワークミリタリーなどのアイテムを、身体の見え方や肌の出し方、シルエットや素材で女性らしさを出します。

デザイナーの岡ゆみか氏が、ミリタリーやワーク、ヴィンテージといったメンズスタイルの解釈から生まれたコレクションを製作し、それらをMIXして着ることで化学変化を起こし、新たな価値観やスタイルを提案しています。

甘辛なスタイルと言って良いのか分からないですが、女性が男性の洋服を着用した時の"セクシーさ"や大人らしさの表現が他のブランドとは一線を画しているかと思います。



ストリート×ラグジュアリーをイメージした物が多く、良く見るアイテムであってもどこか色気があり大人の着飾り繋がるアイテムばかりです。
個人的にも数点持っていますが、どれもお気に入りです。

「兎に角、着やすい。」
オリジナルの生地の開発にも積極的で、毎シーズン多くの上質で珍しい生地が出てきます。
ベーシックで永く愛されるものをモノづくりをしている為、それらの生地もこれに繋がっていきます。

昔からあるアイテムを、サイズ感やシルエットや素材や着合わせで現代の物にしています。
ですので、逆に言うと過度なデザイン性はありません。
ベーシックなアイテムでもどこかに捻りがあり、気が利いてるな、と思わせてくれるポイントが隠れています。

最終的に、着る人の合わせで完成されていくことが、モダンスタイルという解釈なんだと思います。
また、それを男性だけでなく、女性の感性で着用することで新たな色気も生まれ、より進化したスタイルになっているのかもしれません。

営業さん曰く、シーズンLOOK撮影のスタイリングはデザイナー自ら行っており、展示会前の撮影現場では、岡氏のスタイリングの魔法にいつも感動と驚きを感じるそうです。
是非、シーズンLOOKもご覧になってみてください。




僕自身、こういったノージェンダーの感覚を持つブランドには昔から興味がありました。
ファッションはやはりレディース無くして語れません。
どちらが素晴らしいとかではなくそれぞれの良さがあるわけですが、そのどちらと決めつけた概念のない物こそ本当のファッションに感じています。
それこそ自由を感じるアイテムかと。。



永く愛されるものとはというもはどの時代も定義されます。
デザイナー自身が、「将来ビンテージになるような服」を作ることを目指しています。
それは、一発のデザインで決めるものでは無く、顧客のクローゼットに入っていくブランド。

これを作るには、伝統を重んじ、自分自身の洋服に対する概念や信念がそこにはあり、それを現代の気分を落とし込んだ洋服を作っていく。
簡単なようで難しく、そして認知までの時間も掛かるのかもしれません。

認知に必要な要素の一つには、卸売りをしている以上はそれをセレクトショップで扱うことで認知が広がると考えるのであれば、如何にバイヤーに好かれるかどうか。
そしてその店が扱いやすい料理しやすくすることで、様々なスタイルが生まれてきてそれを発信して行きます。
その為には、まずデザイナーが欲しい物や着たいものを作ることが一番大切です。



「自分が感じたこと、欲しい物を強く表現したい」

デザイナーの言葉ですが、これに全てが集約されているのではないでしょうか。
僕自身、メンズレディース関係無く商品の仕入れに関わっている上で、このブランドの商品や考え方にとても興味があります。

INSCRIREとはフランス語で「いいね」の意味。
いいですよね、シンプルで分かりやすくも人に響く言葉。
そして、力の入っていないニュアンス。

今後の gujiだけでなくレディースbigliettaでもとても重要なブランドになっていって欲しいと思っています。







今回はメンズも展開しているアイテムを使いスタイリングを組んでみました。
どちらもワイドデニムになります。

昨今はトラッドアイテムがより注目されています。
gujiとしては決して得意な分野でありませんが、それを如何にgujiらしく表現するか。

INSCRIREのワイドデニムに、INSCRIREのレギュラーフィットのタートルウールT、Maison Margielaのトラッドを感じる着丈短めのドライビングニットブルゾン、Maison Margielaのタビのスエードサンダル。

ワイドデニムでもリジット寄りの濃い目の色合いは、激しくブリーチがかかった物よりも、見た目も少し落ち着いた印象に見えるかもしれません。
トラッドな印象のニットを敢えてスタイリングし、フィット感でモダンな表現をしているイメージです。
また、ソックスを履いてこの時期にサンダルも今だからかもしれません。
また、インナーのタートルウールTは、スタイリングの首元にボリュームを付けることで全体のボリューム感を与えてくれます。
敢えて、クシャっとして良いと思います。

無理の無いシンプルなスタイルではありますが、何処かメッセージを感じるようなスタイリング。
それが、gujiらしいスタイルの一つの解釈かもしれません。







こちらは、もう少しUSED感を意識したスタイル。
USED物は、雰囲気がありますよね。
生地のヨレ感、型崩れからのアンバランスなサイズ感、そして人が着古してきた独特な温もり。

その"温もり"を意識して他のアイテムを組み合わせて見ました。
INSCRIREのブリーチ加工が強く入ったワイドデニム、LEMAIREの着丈短めのUネックニット、LEMAIREのメジャーネックレス、seya.のスエードレザーライクな薄手のジャケットに、足元はF.LLI Giacomettiのチャッカーブーツ。

素材感を感じるアイテムを敢えて選んではいますが、トラッドでありながらも何処か温もりもあり、gujiらしい艶もある。

そんな大それたスタイリングではありませんが、こんなスタイルであれば大人の人こそ似合うスタイルになるのではないでしょうか。


女性デザイナーだからこそ感じるメンズへの目線。
反面、女性デザイナーだからこそ見えるトラッドアイテムの解釈。
そして、その中で表現するレディース特有の女性らしさ。

来年で10周年を迎えるINSCRIREですが、今後も時代に左右されることのない、いつまでも着る人のクローゼットに欠かせないブランドとして居られることを目指しています。

メンズとレディースは違うと良く耳にします。
それは、端的な見え方からの発言と、奥を感じての発言かで意味合いは大きく変わりますし、私見も変わります。
僕個人的には、後者の考え方こそがファッションだと思っています。

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