刈り上げとサングラス
著者:康本
親和性高めです。
・餃子とビール
・温泉とカニ
・上島と出川
別の物事を掛け合わせた際にとんでもないケミストリーを引き起こすことがあります。
「1+1=が2以上になる」そんな感覚です。
タイトル通り、「刈り上げバーバースタイルとサングラス」これもまた親和性高めな名コンビであると実感しております。
初回のfukuonseiでフェードカットに関して熱く語らせて頂きましたが、サイドを刈ること約20年にして新たなスタイルへとエボリューションしました。
今までは"サイドパート"という、いわゆる七三でサイドに流す王道スタイルでしたが、今は髪をポマードとジェルで後ろに撫で付ける"スリックバック"というスタイルにしております。
俗に言うオールバックですね。
トップが長めなので、フェードの高さも長さも一新してます。
まぁ今回も言われるでしょう。
「誰が興味あんねん」と。
叶うことならかつて苦楽を共にした"自称"「刈り上げを愛し刈り上げに愛された男」にご意見頂戴したいところ・・・
唯一刈り上げの魅力をシェアできるあの男は何処へ・・・
と思い出話も程々に、誰得でもない進化もといマイナーチェンジの報告はここまでにして、いよいよ本題である刈り上げ愛用アイウェアの一部をご紹介します。
こちらが大変気に入ってヘビロテしている
「guepard(ギュパール)」というブランドです。
・概要
「フレンチヴィンテージは、"アートピース"とも称されるほどの独創性を持つ。現代の技術では表現し得ない生地や、昨今の眼鏡が効率と引き換えに失ってしまった細部への作り込み。当時のフレームは、一つひとつが希少で、同じものを入手することは非常に困難である。
ヴィンテージアイウェアの専門店は、日本にそう多くない。"デッドストックのみ"を取り扱う店舗となると、その数はさらに限定される。「SPEAKEASY」オーナー山村将史と「Frequence.」オーナー柳原一樹の2人は、フレンチヴィンテージに精通した数少ない専門家として、これまでに多種多様なフレームを発掘し、日本に紹介してきた。
2人はまた、共著で出版も手がけている。フレンチヴィンテージがひときわ存在感を放ち、世界最高の品質を誇っていた1940年代から50年代にかけてのフレームを一冊に纏め上げ、書籍「FrameFrance」として世に送り出した。
フレンチヴィンテージは汲み尽くせることの無い豊かな表情を見せてくれる一方で、同じものが製造できない以上、やがては枯渇してしまう有限の資源である。フレンチヴィンテージの世界観を現代の技術で再現し、より多くの人へ伝えていくために、guepardは誕生した。」
・名前の由来
「1920年代、禁酒法時代のアメリカでは、眼鏡のスラングとして「チーター」という言葉が使われていた。盗み見る"チート"という行為が、その由来だと言われている。「guepard」は、英語の「cheetah」をフランス語に翻訳したもの。ロゴデザインは、チーターが片目でじっと"盗み見"している様子を表している。
この名称とロゴは、昨今のアイウェア業界に対する問題提起でもある。
フレンチヴィンテージを創成期から取り扱い、現在の人気につながる流れを作り上げてきたSPEAKEASYとFrequence.。いま"ヴィンテージ風"のデザインを流行り物として追いかけているだけのデザイナーに対して、「ヴィンテージ(オリジナル)の上辺だけをチートして(盗み見て)デザインしている」という皮肉も込められている。」
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オフィシャルサイトより引用させて頂きました。
もっと詳しく知りたい方は是非とももっと深堀りしてください。
概要を読んだだけでも本格派なことが分かりますよね。
世に蔓延るフェイク達がぐうの音も出ないであろう皮肉の効いたネーミングセンス、個人的に大好きです。
guepardとの出会いはring TOKYOで勤務していた時に、スタイリストの四方さんがモデル「gp-01」をかけられているのを見て、思わず気になり試着させて頂いたのがきっかけです。
自分の顔に合ったアイウェアって今までしっくりくるものが余り無かったのですが、所持しているモデル「gp-05」は顔馴染みが良く、ブラックと鼈甲で2色買いするほど、非常に気に入ってます。
フロントの3点鋲とテンプルの2点鋲がポイントの通称3dots Parisian。
無駄話多めなfukuonseiでは到底書き切れない程のこだわり・うんちくがございますので、とにかく気になる方は調べるorお店に行ってみて下さい(笑)
(guji・ringでのお取り扱いはありません)
無責任なようですが「餅は餅屋」と言いますし、作り手の想いをダイレクトに聞くのが一番なんです。
フレンチテイスト眼鏡のエントリーモデルとしてオススメされているベーシックなモデルなので、比較的どなたの顔にもハマりやすいかと。
3万円前後と敷居が高すぎない価格設定も◎
モデル、フレームカラー、レンズカラーも沢山あるので、リピートが止まりません。
ブラックにはブラウンのレンズ、鼈甲にはグリーンのレンズを入れてます。
どちらとも薄〜い色なので、昼夜問わずお洒落出来るところもお気に入りのポイント。
「何で夜にサングラスしてるの?」と言われることがほとんどないほど違和感がありません。
これから夏にかけて薄着になっていきますので、街ゆく女性をジロジロと・・・
ではなく、薄着になっていきますのでアイウェアやアクセサリーでお洒落を楽しみましょう。
ringではまだアイウェアの取り扱いがございませんが、いつか皆様にもご提案させて頂きたいので気長にお待ち頂けますでしょうか・・・
刈り上げの相談は常時受け付けておりますので(笑)
ring fukuonsei