自家製ボイルド加工
著者:則包
良くも悪くも会社1自由度の高いであろう"ring fukuonsei"。
早くも2巡目折り返し地点にきた訳ですが・・・
無印良品、ロ◯コン疑惑、店&スタッフ紹介といい感じ?にテーマが被る事なくきているので、この辺で私は体験談に基づいた"モノ"についてフォーカスしてみたいと思います!!
前回の宮本による"ねじ込み紹介"とまことしやかに囁かれているNorlha(ノラ)についての内容なので、そこに関しては少し被っている感じが悔しいですが、魂を込めて実験をしてまいりましたのでご覧いただければと思います。
そう、あれは前回展示会に訪れた時の事。
Norlha(ノラ)のコレクションがズラリと並べられていたのですが、見た目は大きく変わりませんが、肌触りが少し違う物がありました。
どうやら"ボイルド"と呼ばれる加工を施されているコレクションでして、通常の物に比べハリ感が少し抑えられ、その分フワッと感がマシマシになっているというイメージでした。
・・・。
この肌触りめちゃくちゃ良い!
と思ってフワフワな生地をを体感していたら、"ご自身でもある程度できますよ。"という悪魔のささやきが確かに聞こえました。
一通り説明を聞き、この時既にやってみようという決意は固まっておりました。
という訳でこの最高の機会がやってまいりましたのでボイルド、やっちゃいました。。。
必要な物はといいますと。
ノラ・・・1枚
オシャレ着洗い?できる洗剤・・・キャップ1杯
耐熱性のあるバケツ・・・一つ
熱湯・・・タップリ
以上です。
ちなみに品質表示タグは洗濯×になっており、完全に自己責任での挑戦ですので、軽〜い気持ちでご覧頂ければと思います・・・
では早速お湯を沸かしている間にストールをバケツにセットします。
世界最高峰のヤクウールを今から熱湯で攻めまくる、なんて考えるとやってはいけない事をやっているような謎の背徳感が襲ってきます。
そして押し寄せる背徳感を押し除け、無慈悲に沸騰したての湯を浴びせます。
お湯を入れ終わった後に撮った写真でも見えるほど湯気が立ち込めており、部屋の湿度が数%上昇する程でしたが、この時期は部屋が乾燥しているので丁度よかったです。。。
生地が全て浸かった所で、THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス)のウールカシミアシャンプーを気持ち多めに投入しますが、とても手で押したり混ぜたりできるはずもないので、柔らかいバケツである事を利用してグニャグニャと馴染ませた後、寝かせていきます。
だんだん海苔の佃煮のような風合いになってきたので、この辺で自分はとんでもない事をしてしまったのではないか、という一抹の不安も覚えます。
頃合いを見て取り出し、一度濯いだ後乾燥作業に入ります。
賽は投げられましたので、後は浴室乾燥を少し長めに設定してひたすら待つのみです。
さて、どうでてくる?
・・・。
結果はっぴょょょょぉぉおおお!!!
Before
After
・・・。
うん・・・?
写真じゃわからん!!!!(泣)
ほどんど変わっていないように見えるのですが、実際は浴室から取り出した時から既に確かな違いを感じる程ふんわりと起毛した風合いへ様変わりしておりました!
引きで撮ってもさほど違いがわからないですが、巻き心地はかなり変わったのではないかと感じております。。。(主観)
ただ、恐らくコレクションにあったものとは違い、ボイル具合もまだまだ甘いと思いますので、機会があれば第二戦といきたい所です!
生地が縮絨で波打ったり、硬くガサカサにならなかったので良しとしましょう!
以前、おうち時間でボードイン&ランジのローファーを2足丸洗いした時に失敗したトラウマを克服できたかと思いますので、他にも色々挑戦してみたいですね!
それではまた。
ring fukuonsei