
〜世界初!『Stile Latino POP UP STORE』オープン記念!!〜
他社さんのバーターでしたけど、嬉しすぎて震え気味で行ってきた
"Stile Latino"(スティレ ラティーノ)工場見学 in NAPOLI
6月の出張時に合わせ、
超大手セレクトショップB社がスティレラティーノの工場見学を行うこととなり、
もう一組行けますよ?
とお声をかけて頂きましたので、
ありがたい事に我々ringチームも完全なるバーターとして、
スティレラティーノのファクトリーへ踏み入ることを許されました!!
\(祝)/

前日の夜にナポリ入りした我々は、ナポリ事情は全くの無知・・・ということで、いつもお世話になっているスティレラティーノの代理店であるNKクラシック N氏にお勧めいただいたホテルへ。そこはナポリ市内の高台に面した、所謂高級住宅街にあるホテルでした。(ホテル自体はさほど高いところではありませんよ!)

プリモ氏もナポリ滞在時に定宿として利用しているようで、工場見学へは一緒に移動。

ナポリの中心街やベスビオ火山。ナポリ湾を一望するという、プライベートでも経験した事のないような優雅な景色・・・。コレを同室のringバイヤー宮本とお風呂上がりに眺めているときは、嬉しいんだか悲しんだかすごく複雑な気分になりました・・・。


一行はお迎えの車に乗り一路ナポリ郊外カサルヌオボへ。

近くにはISAIAの工場もあるそうです。

元々はアットリーニの工場として使用されていた所をリノベーションし、現在はスティレラティーノの工場として稼働しているとのこと!

入り口を見ただけで興奮を隠せない弊社代表とバイヤー宮本。

入り口のエントランスには若き日?のヴィンツェンツォ氏と、現在ラティーノを手伝っているご子息二人の写真が。

廊下のパネルに目を奪われ・・

右側にはとうとう!!我々を魅了してやまないラティーノの心臓部が!!

思い重なり。シンクロする弊社代表とバイヤー宮本。

プレスルーム?応接室?のような部屋へ。



この度オープンする世界初のラティーノポップアップショップ。この時、契約書にサインを頂く予定・・・。
「大丈夫かな・・・」と内心ドキドキしていた弊社一行は、しっかりと契約内容を精査するヴィンツェンツォ氏を見て見ないふりをしながら固唾を飲んで見守っていました・・。

無事契約を交わし、いよいよ工場見学へ!!まさかのヴィンツェンツォ氏自らアテンドしてくださいました!!(大汗)

先ずは従業員休憩所。
テンションが上がりきっている我々はなぜか「すごいなー!」と、ただの休憩所に対して驚嘆の声を上げていました・・。(照)

ヴィンツェンツォ氏のデスク。
綺麗に整頓されており、氏の真面目で丁寧な仕事ぶりが伺えます。

ここにもご子息との写真が。特にファミリーを大事にするナポリならではでしょうか。

そしていよいよ!!鼻血モノの工場に潜入です!!(奮)


皆さん、職人さんといった感じで黙々と縫っております。


んん?


んんん???

全然ミシン使ってへんやん!!
と、思わず関西人らしくシンプルなツッコミを入れてしまうほど静かな工場内。

丁寧に一工程づつ説明してくれるヴィンツェンツォ氏。


ここでやっとミシンの工程が!!でも、少なっ!!(汗)
しかし、この工程でスティレラティーノ特有の着心地と立体的で美しい表情を生んでいる秘密を見ることに・・・なったのですが、「これは言わないでね。」とヴィンツェンツォ氏の釘が刺さりましたので残念ながら割愛させて頂きます!(汗汗)

想像以上に小さな作業場でしたが、見た感じ半分は手作業工程。もう半分がミシンやプレスといった割合でしょうか。
これだけ手作業中心で生産しているため、日産にして30着前後だとか。数年前、「デリバリーもっと早くならないんすかね〜?」と言っていた自分を思い出し、心の中で猛省しておりました・・。

大型のエレベーターで一つ下のフロアーへ。

こちらは裁断室。


5人ほどの職人さんが柄合わせから裁断まで機会を使わず全て手作業で・・・(絶句)。裁断用のテーブルもハンドメイドの特注品だとか。


この部屋では機械の音は全くなく、ハサミの音だけが美しく鳴り響いていました。

そしてこちらは・・・

宝物庫・・・

・・・あ、違いました!(大汗)

生地をくまなくチェックする弊社代表とバイヤー宮本。

上のフロアーに戻り。
使用頻度は少ないそうですが、ヴィンツェンツォ氏自らが採寸するオーダーメイド室。

収納部屋。

「これでブランドタグを作ってるんだ!!」とすごい細かなところまでご紹介いただきました!!

この素晴らしい工場を見た後に、「彼(ヴィンツェンツォ氏)の情熱をみんなに知ってもらいたい!」と熱く熱く語るプリモ氏の熱に当てられた我々ringチーム。もう、スティレラティーノなしでは生きて行けない体になってしまったことは言うまでもありません。